2011年8月20日土曜日

23回生 杉村祐紀さん

23回生の杉村祐紀さんにお話を伺いました!
杉村さんは現在メットライフアリコでお仕事をされています。

スタッフ(以下、ス):では、インタビューをはじめさせて頂きます。よろしくお願いします。
杉村さん(以下、杉):お願いします。





   

:在校当時の思い出をお聞かせ下さい

杉:バスケットボールがやりたくて千種高校に入学しました。なので、在学当時の思い出といえば、部活と学祭です。学祭は展示や演劇ももちろんだけど、特に「我楽多市」に力を入れました。今の我楽多市の収益ってだいたい10万円台だと思うんですけど、当時は1万円くらいだったんです。それをもっと頑張ってみようと思い、今の10万円台まで成長させました。

                     
:進学先、学生生活についてお聞かせ下さい。

杉:京都の大学に進学したのですが、当時の千種高校は進学先が東大30人、京大50人というのが黄金ルートだったんです。正直、ここまで人数が多いと仕事などで、「東大・京大出身者」に会っても全然ひるまなくなるぞ!って言うくらいたくさんいました。そういうこともあって、京都にも仲のよい友達や、高校の部活の先輩がたくさんいたんです。なので、大学時代も高校時代の友人や先輩と部活や遊びを楽しんでいました。

ス:現在の職業とその内容についてお聞かせ下さい。

杉:メットライフアリコで勤務しています。保険ってその家や会社の財を守る仕事なんですけど、よくわからずに保険だけかけて、損をしてしまっている人ってたくさんいるんです。でも、守るためのものなのに、結局損して首を絞めているっておかしな話ですよね。そんな人や会社の先生になりたいなと思って働いています。アドバイスをしながら、よい方向へコントロールをしていく仕事です。
そうして、名古屋や中部をもっと活気の溢れる社会に変えていって、そして中部から日本全体をもっと元気に変えていきたいんです。

 
:千種高校で学生生活を送って良かったと感じるところ

杉:千種生は「自由」の意味をちゃんとわかっている。「自由」って「わがまま」とは違いますよね。社会に出ると、それをわかっていない人がたくさんいて驚きましたけど、千種生でそういった人は一人もいなかった気がします。だから、話をしていても話がわかるし、余計な説明とかをしなくてもお互い通じ合える。卒業して何年も経つけど、今でも一緒に飲んだり、話し合ったりする友達がたくさんいます。そういう存在をもてたってことはすごく良かったですね。



:座右の銘
杉:「温故知新」は大切です。新しいものを創り出すことは、やっぱり昔のことを知ってからじゃないとできないんですよ。会社でも「最近の若い奴は・・・」って声が聞こえてくるけど、そうはあまり思いません。今までに起こったことをしっかり勉強して、それで自分はこの先どう行動するのかを考えることが大切だと思います。あと、「自分を伸ばそう!と思ったら自分に素直になること」。
松下電器の創業者、松下幸之助は「自分に素直になりたかったら、朝起きて一番に太陽見ながら『今日も素直でいられますように』ってお願いしなさい。30年間毎日。」って言ったそうです。これを聞いて、どう思いますか?「うわ~。30年間毎日とか長いな~」って思うでしょ?でもね、本当に素直な奴は「わかりました!」って言って本当にやるんですよ。素直になるって簡単だけど、大変なことなんです。



:在校生・未来の千種生に向けてのメッセージ
 
杉:勉強は大切です。学校の授業を聞いていると「こんなのどこで使うの?」と思うことがあるかもしれません。例えば、因数分解なんか日常生活のどこで使うの?って思いますよね。でも、あれって同じものでまとめて、掛け合わせる作業をしているんです。これは仕事を効率よく進ませるのにすごく大切な方法なんですよ。ものごとは因数分解で解決できるんです。物理や化学も同じ。今は何に使うのかわからなくてムダと感じることがあるかもしれませんが、一つもムダなんてありません。なので、勉強も頑張ってください。知恵は無限大です。
あと、人との出会いも大切にしてください!自分と相手との間に生まれた結びつきをいかに太く、強いものにしていくか。たくさんの人と出会って、たくさんの強い結びつきを作ってください!


杉村祐紀さん、お忙しい中インタビュー引き受けて頂きありがとうございました!
次回は23回生の今井智久さんにお話を伺う予定です!